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おしっこの話

随分前に、お笑い芸人のバカリズムさんがテレビでこんな話をしていました。

「お風呂場で、あえて下着を履いたままおしっこをしてみた」、とww

最初はなかなか出なかったものの、続けるうちに実験は成功(?)、

ただ数日間夜尿が続いてしまったというオチでした。

これを聞いたとき、私は笑いながらも、「脳と身体って面白いな」と思ったのをこのブログ執筆している今、思い出しました。

 

おしっこと脳には意外なほど深い関係があります。今回はそんな話を、支援現場のあるあるとともに掘り下げてみます。

 

支援現場で、こんな場面に遭遇したことはありませんか?

     • 一度失禁してしまったら、その後も失敗が続く

     • トイレに行きたくなったら我慢ができない

     • 幼児がトイレを失敗した後、次の日も同じことを繰り返す

 

これには「脳の学習メカニズム」が関係しています。

私たちの脳は、一度「許可」した行動を「次も同じでいい」と学習する仕組みがあります。これは大脳基底核の影響の可能性があります。

 

大脳基底核は、脳の中で「行動を制御する司令塔」のような役割を果たします。たとえば、「我慢する」ことや「適切なタイミングで排泄する」ことを調整します。

 

ただ、一度失禁や失敗をしてしまうと、脳はその行動を「正しい選択」と誤解してしまい、次回も同じパターンを繰り返そうとします。これを「パターン」「習慣化」となどと言います。

 

失禁後に続く夜尿も、脳が「ここでは我慢しなくても大丈夫」と覚えた結果なのかも知れません。

 

知的障害者の支援現場では、自閉症のある方にとって排泄が「失敗」と「学び」を繰り返す課題であることがよくあります。

自閉症の特性として以下のようなことが関係している可能性があります。

• ルーティンの強さ:失敗が続くのは、脳がその行動をルーティン化してしまう為。一度作られたパターンを切り替えるのが難しい傾向がある。

 • 感覚の過敏性:おしっこやトイレの感覚そのものが強すぎたり弱すぎたりする為、適切なタイミングでの排泄が難しくなることがある。

 • トイレ環境のこだわり:場所や時間、雰囲気など、トイレに関連する特定の条件が合わないと排尿ができない場合がある。

 

言語認知の世界に生きている我々支援者は上記の問題に対して、本当に頭を悩ます問題ですよね?

 

ただ、支援に携わるものにとって、おしっこにまつわる行動や習慣は、ただの失敗ではなく脳が適応しようとしているサインだと考えると新しい視点が得られるかもしれません。

「なぜこうなるのか」を掘り下げることで、支援現場の小さなエピソードも、実は奥深いものに感じられます。

 

次回トイレを見守るとき、膀胱や脳とその方がどのように“対話”しているのか、イメージしてみてください。面白く、そして奥深い発見があるかもしれません。膀胱そのものも歳と共に硬くなっていきますし。

 

でもでも、困った問題ですね、、、。

 

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